ローカルLLMについて調べていると、こんな疑問が出てくるのではないでしょうか。
「一度PCに入れたら、そのAIをずっと使い続けることになるの?」
ChatGPTのようなクラウドAIは、新しいモデルが次々に登場します。 では、ローカルLLMだけが古いまま取り残されるのでしょうか。 結論から言えば、そんなことはありません。 ローカルLLMも新しいモデルへ入れ替えることができます。
ローカルLLMはアプリとAIモデルを入れて使う
ローカルLLMを使うには、まずAIを動かすためのアプリをPCに入れます。
そのあと、そのアプリの中から使いたいAIモデルをダウンロードします。
たとえば、LM StudioやOllamaが「AIを動かすアプリ」、QwenやMistralが「実際に考えて答えるAIモデル」です。 つまり、アプリとAI本体は別物です。

モデル本体をPCに保存するため、環境によってはインターネットにつながなくても利用できます。
新しいモデルが出たら入れ替えられる
新しいAIモデルが登場した場合は、新しいモデルをダウンロードする ➾ 実際に使ってみる ➾ 良ければそのまま使う ➾ 不要になった古いモデルは削除するという流れです。

感覚としてはWindows Updateにも少し似ています。 ただし、ローカルLLMの場合は自分で使うモデルを選べるのが大きな違いです。 最新モデルが登場しても、必ず切り替える必要はありません。 用途に応じて複数のモデルを使い分けることもできます。
クラウドAIとの違いは誰が更新するか
クラウドAIでは、サービスを提供している会社がサーバー側を更新します。 一方、ローカルLLMでは利用者が新しいモデルを選んでダウンロードします。
☛ クラウドAI ➾ 提供会社が更新する
☛ ローカルLLM ➾ 利用者がモデルを選んで更新する
つまり、ローカルLLMだから進化が止まるわけではありません。
違うのは、新しいAIを誰が取り入れるのかという点です。
ローカルLLMも進化していく
ローカルで使えるAIモデルも進化していきます。
☛ 同じ大きさでも賢くなる
☛ 少ないメモリで動くようになる
☛ 処理速度が上がる
☛ 日本語への対応が良くなる
そのため、3年後も今と同じ性能のAIしか使えないわけではありません。
新しいモデルを入れれば、同じPCでも今より高性能なAIを使える可能性があります。
問題になるのはPC性能
ただし、新しいモデルが出ても、今のPCで快適に動くとは限りません。
モデルが大型化すれば、GPU、メモリ、ストレージなど、より高い性能が必要になることがあります。 たとえば、「メモリが足りなくて動かない」「動くけれど回答までかなり時間がかかる」といったこともあります。 つまりローカルLLMでは、AIモデルが古くなるというより、PC性能が新しいモデルについていけなくなる可能性があるのです。

新しいAIほど重くなるとは限らない
一方で、新モデルが登場するたびにPCを買い替える必要があるわけでもありません。
AI技術が進歩すれば、
☛ 同じサイズなのに、より賢いモデル
☛ 以前より軽いのに、高性能なモデル
が登場することもあります。
つまり、AIの進化 ➾ PCの買い替えとは限りません。
今使っているPCのまま、新しいAIの恩恵を受けられる可能性もあります。
ローカルLLMも古いままではない
ローカルLLMは、一度インストールしたAIを何年も固定して使うものではありません。
新しいモデルが登場すれば、自分でダウンロードして入れ替えられます。
つまり、クラウドAIだけが進化して、ローカルLLMだけが取り残されるということではありません。 ただし、ローカルLLMにはPC性能という上限があります。 これからローカルLLMを使うなら、どんな新しいAIモデルが登場するのかだけではなく、そのAIを自分のPCで動かせるのか この両方を見ることが大切です。



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