世界一クリーンな国と呼ばれるルワンダ
「世界一クリーンな国」と聞くと、日本を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
しかし、その名前がよく挙がる国の一つが、アフリカのルワンダです。
首都キガリは、世界でもトップクラスの清潔な街として知られています。
街中にはゴミがほとんど落ちておらず、訪れた人が驚くほど整った街並みが広がっています。
その背景には、プラスチック袋の規制や、毎月最終土曜日に国民が地域清掃などを行う「ウムガンダ」という取り組みがあります。
驚くのは、それが一部のボランティア活動ではなく、国全体の文化として根付いていることです。
きれいなのは街だけではない
最初は、「掃除を頑張っている国なんだ」と思っていました。 しかし調べていくうちに、ルワンダが本当にクリーンなのは街だけではないのではないか、と感じるようになりました。
街は、人が作ります。 ゴミを捨てる人が増えれば、街は汚れます。
反対に、ゴミを捨てない人が増えれば、街は自然ときれいになります。
つまり、街の美しさは、その国で暮らす人たちの意識の表れなのです。
日本にもある残念な現実
日本は世界的に見ても清潔な国です。 それでも現実には、残念な行動を見かけることがあります。
「道端へゴミを捨てる人」「分別せずにゴミを捨てる人」「車の窓からタバコの吸い殻や空き缶を投げ捨てる人」 これらは単なるマナー違反ではありません。
「誰かが片付けてくれるだろう」「自分一人くらいなら大丈夫」「見られていなければ構わない」
そんな考え方が、その行動に表れているようにも感じます。
私は車を運転することが多いですが、車の窓から吸い殻を投げ捨てる人を見かけることが多く、毎回不快な気持ちになりますし「なんでそんな酷いことができるのだろう?」と人として理解に苦しみます。
街を汚すということは、環境を汚すだけではなく、自分自身の姿勢も映し出しているのかもしれません。
SDGsは人を育てる取り組みでもある
SDGsというと多くの人は「環境問題への取り組み」というイメージを持っています。
もちろん、それは間違いではありません。
しかし私は、SDGsにはもう一つ大切な意味があると思います。
それは、「人を育てること」です。
「ゴミを拾う」「ポイ捨てをしない」「資源を大切に使う」
これらは環境を守るための行動であると同時に、
「次に使う人のことを考える」「未来のことを考える」という習慣でもあります。
つまり、環境を守る活動は、人の思いやりや責任感を育てる活動でもあるのです。
ルワンダから学べること
ルワンダが評価されている理由は、街がきれいだからだけではありません。
街をきれいにしようとする人がたくさんいるからです。
そして、その積み重ねが、「世界一クリーンな国」という評価につながっているのでしょう。
環境を守ることは、地球を守ることだけではありません。
「人を思いやること」
「社会の一員として責任を持つこと」
「未来の世代へ、より良い環境を残すこと」
そうした価値観を育てることでもあります。
まとめ|本当に守るべきもの
私たちがルワンダから本当に学ぶべきなのは、掃除の方法ではありません。
「人として何を守るべきか」という考え方です。 きれいな街は、きれいな心から生まれる。
そう考えると、環境を守る行動は、地球のためだけではなく、自分自身を育てる行動でもあるのかもしれません。


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