試験勉強は今日が大事|明日の自分を楽にする勉強の続け方

保護者向け

試験勉強や受験勉強をしていると、「今日は疲れたから明日やろう」と思う日があります。
もちろん、本当に疲れているときに休むことは大切です。 ただ、なんとなく面倒だから、まだ時間があるから、と今日やるべきことを明日に回してしまうと、その負担は消えるわけではありません。 むしろ、明日の自分にそのまま渡されます。
 ☛ 今日は英単語を20個覚える予定だった。
 ☛ 問題集を3ページ進める予定だった。
でも、やらなかった。 すると翌日は、本来やる予定だった勉強に加えて、昨日の分まで残っています。 「昨日の分もやらないと」「予定より遅れている」「このままで間に合うかな」こうなると、まだ勉強を始めてもいないのに、すでに少し疲れています。

つまり、先送りは勉強時間を減らすだけではなく、明日の自分にストレスまで残してしまうのです。

今日やることは明日の自分を楽にすること

逆に、今日やると決めたことを終わらせた日はどうでしょう。
「今日はちゃんとやった」
「予定通り進んだ」
「自分もやればできる」
そんな気持ちで一日を終えることができます。

すると翌日も、「昨日できたから今日もやろう」と思いやすくなります。
勉強で難しいのは、実は問題を解くことそのものより、「始めること」だったりします。

だからこそ、昨日の自分が今日の自分の背中を押してくれる状態を作ることが大切です。

勉強には二つのルーティンがある

勉強を続けていると、大きく二つの流れができます。

一つは、「やらない ➾ 明日に持ち越す ➾ 焦る ➾ 勉強が嫌になる ➾ またやらない」という流れです。
もう一つは、「今日やる ➾ 少し達成感が出る ➾ 自信がつく ➾ 明日もやってみようと思える ➾ また少し進む」という流れです。

一日だけ見れば、違いはそれほど大きくないかもしれません。
でも、この違いが一週間続いたらどうでしょう。
一か月続いたらどうでしょう。
一年続いたらどうでしょう。
一日10分でも、一日10個の英単語でも、一日2ページの問題集でも、それが積み重なると大きな差になります。 勉強では、一日だけものすごく頑張ることより、どちらのルーティンに入るかのほうが重要なのかもしれません。

今日頑張ることは自分を苦しめることではない

「今日頑張ろう」と言われると、我慢すること、無理をすること、自分を追い込むことのように感じる人もいるかもしれません。 でも、少し考え方を変えてみてください。
今日30分勉強することは、試験直前の自分を30分楽にすることでもあります。
今日覚えた単語は、試験前日に覚えなくてもよい単語になります。
今日解いた問題は、未来の自分にとって「一度やったことがある問題」になります。

そう考えると、今日頑張ることは、自分を苦しめる行為ではありません。
むしろ、未来の自分を助ける行為です。

完璧にやる必要はない

ここで大切なのは、「毎日完璧にやらなければならない」と考えないことです。
疲れている日もあります。
思ったように集中できない日もあります。
予定していた勉強を全部できない日もあるでしょう。

そんなときでも、
10分だけやる。
1ページだけ進める。
単語を5個だけ覚える。
それでもいいのです。

ゼロにするより、少しでも前に進む。
この小さな積み重ねが、勉強を続ける力になります。

明日の自分に何を残すか

受験や試験は、一日で決まりません。
でも、一日一日は確実につながっています。
今日やったことはなくなりません。
そして、今日やらなかったこともなくなりません。
それは明日の自分に引き継がれます。
だから、「勉強しなきゃ」と考えるより、「明日の自分を少し楽にしておこう」くらいに考えてみてもいいのではないでしょうか。
今日の自分が少し頑張れば、明日の自分は少し楽になります。
その明日の自分がまた少し頑張れば、一週間後の自分はもっと変わります。
そして、その積み重ねが一か月後、一年後の自分を作っていきます。
「明日の自分に、宿題を残すか。自信を残すか」それを決めるのは、今日の自分です。

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