検索結果の“裏側”をわかりやすく解説
はじめに
「チャットGPT」とGoogleで検索したのに、
一番上に出てきたのが別のAIサービスだった――。
そんな経験はありませんか?
「え?なんで?」と思った人も多いはずです。
実はこれ、検索の仕組みを知るとちゃんと理由がある現象なんです。
今回はその裏側を、やさしく解説していきます。
検索結果には2種類ある
まず最初に知っておいてほしいのが、
Googleの検索結果には大きく分けて2種類あるということです。
1つ目は「広告」
2つ目は「自然検索(通常の検索結果)」です。
私たちが「検索結果」と思って見ている画面は、
実はこの2つが混ざって表示されています。
上に出ている=一番良い、ではない
多くの人がこう思っています。
「上にある=一番正しい情報」
しかし、これは必ずしも正しくありません。
なぜなら、一番上は「広告」であることが多いからです。
広告は、企業がお金を払って表示しているものです。
つまり、
・人気順でもない
・正確さの順位でもない
ということになります。
なぜChatGPTで検索しているのに別のサービスが出るのか
ここが今回の一番のポイントです。
例えば「チャットGPT」と検索したとき、
別のAIサービスが一番上に出ることがあります。
これは、その企業が「チャットGPT」というキーワードで広告を出しているからです。
つまりどういうことかというと、
ChatGPTを探している人に、自分のサービスを見せている
という戦略です。
企業はなぜこんなことをするのか
これはビジネスとしては、とても合理的です。
「チャットGPT」と検索する人は、
・AIに興味がある
・すぐに使いたい
という“非常に価値の高いユーザー”です。
その人に対して、「こちらもいいですよ」と見せることで、
ユーザーを獲得できる可能性があります。
これを簡単に言うと、
「入口でお客さんを奪う戦略」
です。
ではChatGPT側は何もしないのか?
そんなことはありません。
ChatGPT側も同じように広告を出しています。
これは「ブランド防衛」と呼ばれる考え方です。
もし広告を出さなければ、
・ユーザーが他サービスに流れてしまう
・本来の利用者を失う
というリスクがあるからです。
つまり、
・攻める企業(競合)
・守る企業(本家)
が同時に戦っている状態なんです。
「クロード」で検索するとどうなるか
では、「クロード」と検索した場合はどうでしょうか。
この場合、多くはそのサービスの公式サイトが上に表示されます。
なぜかというと、「クロード」と検索する人は、明らかにそのサービスを探しているからです。
これを「指名検索」といいます。
目的がはっきりしているため、Googleも正しい情報を優先して表示します。
この画面全体の名前は?
こうした検索結果の画面は、検索結果ページ(SERP:サープ)と呼ばれています。
この中に、
・広告
・自然検索
が混ざって表示されています。
私たちが気をつけるべきこと
ここまでの話で一番大切なのは、このポイントです。
・上にあるから正しいとは限らない
・広告かどうかを見分けることが大切
つまり、
検索は「答えを見る作業」ではなく「選ぶ作業」
なのです。
まとめ
今回の内容をまとめると、こうなります。
・検索結果には「広告」と「通常の結果」がある
・一番上は広告のことが多い
・企業は競合のキーワードでも広告を出す
・その結果、別のサービスが先に表示されることがある
・これは企業同士の戦略的な戦い
最後に
私たちは普段、何気なく検索を使っています。
しかしその裏では、企業同士の競争や戦略が動いています。
だからこそ大切なのは、
「見えているものをそのまま信じる」のではなく、
「仕組みを理解して判断すること」です。
それが、これからの時代に必要なITリテラシーです。


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