第2回|試験3日前の総仕上げ ― 弱点補強と問題演習

先読み力で変わる勉強法

はじめに

試験まで残り3日。
「まだ全部覚えきれていない…」
「どこから手をつければいいかわからない…」

そんな不安を感じる学生も多いでしょう。
ですが、この時期に大切なのは 新しいことを詰め込むのではなく、弱点を補強し、問題演習で得点力を上げること です。

この記事では、試験3日前からできる総仕上げの方法を具体的に紹介します。


なぜ「弱点補強」が最優先なのか

試験直前に新しい範囲を学ぼうとしても、定着する前に本番を迎えてしまいます。
その結果、「どれも中途半端」な状態になりやすいのです。

一方、弱点をつぶしておけば「失点を減らす」ことができ、短期間で点数を伸ばせます。
試験で合格ラインを超えるには、できる問題を確実に取ることが最も効果的です。


ステップ1:弱点を見える化する

まずは、自分の弱点を洗い出しましょう。

  • 過去問やワークの間違えた問題
  • 模試や小テストの誤答
  • 「なんとなく不安」と感じる単元

これをノートや付箋にまとめて、**「弱点リスト」**を作ることから始めます。

例:数学の弱点リスト

  • 二次方程式:平方完成の途中で計算ミスが多い
  • 図形:相似の証明が書けない
  • 関数:グラフの変化を説明できない

リスト化することで、闇雲に勉強するのではなく、集中すべき範囲が明確になります。


ステップ2:弱点補強の勉強法

弱点を克服するには、以下のサイクルを意識しましょう。

  1. 解き直す
     間違えた問題をもう一度解く。
  2. 解説を読む
     なぜ間違えたのか原因を確認する。
  3. 同じタイプの問題を解く
     「たまたま正解」「理解不足」を防ぐため、類題で確認。
  4. まとめノートに残す
     自分の言葉で要点を整理しておくと、前日にも活用できます。

ステップ3:問題演習で得点力を高める

弱点を補強したら、次は 実戦形式の演習 に取り組みましょう。

  • 過去問や模擬問題を使う
  • 制限時間を設けて解く
  • 採点し、間違えた問題をすぐ復習する

実戦形式を取り入れることで、時間配分の感覚本番の緊張感をつかむことができます。


科目別・3日前の勉強例

英語

  • 弱点補強:不安な文法単元を演習問題で確認
  • 問題演習:過去問や長文読解を時間を計って解く
  • ポイント:単語は「新しい暗記」より「間違えた単語リスト」を重点的に

数学

  • 弱点補強:解けなかった例題を徹底的に解き直す
  • 問題演習:模擬テスト形式で60〜90分演習
  • ポイント:ケアレスミス防止のチェックリストを作る

理科・社会

  • 弱点補強:苦手な範囲をまとめノートで確認
  • 問題演習:一問一答形式でスピードチェック
  • ポイント:重要語句を「自分で言える」か確認する

「時間配分」を意識した演習

試験本番で焦らないために、演習のときから時間配分を意識しましょう。

  • 例:60分のテストなら「大問1に15分、大問2に20分、大問3に25分」
  • 演習後は「どこに時間をかけすぎたか」を必ず振り返る

時間を意識するだけで、試験中の焦りを減らすことができます。


メンタル面の準備

3日前になると「もう間に合わないのでは」と不安になる学生も多いですが、ここで焦りすぎると逆効果です。

  • 「弱点リストをつぶすこと」だけに集中する
  • 新しいことには手を出さない
  • 睡眠を削らず、安定した生活を保つ

「やることを絞る」ことが、心の安定にもつながります。


まとめ

  • 試験3日前は「新しいこと」より「弱点補強」が最優先。
  • 弱点リストを作り、解き直し→解説→類題→まとめの流れで克服する。
  • 問題演習を通して得点力と時間配分を鍛える。
  • 科目ごとに「間違えた問題リスト」を重点的に復習する。
  • メンタル面では「やることを絞る」ことが大切。

次回予告

第3回「試験前日の過ごし方 ― 記憶の定着と心の安定」では、試験直前にやるべき復習と、逆にやってはいけないことを解説します。
前日だからこそ効果的な勉強と、睡眠・準備の工夫を紹介します。

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