プログラミング超苦手さん向け特集|全7回
はじめに|「飽きる」「続かない」は当たり前?
プログラミングの学習を始めたけれど、数日でやる気がなくなってしまった…。
そんな経験、ありませんか?
実はそれ、とても自然なことです。
プログラミングのように“すぐに成果が出にくいもの”は、続けるための工夫が必要なのです。
今回は、「興味が続かない」「毎回挫折してしまう」という方に向けて、
続けやすくする考え方と、日々の小さな習慣化のコツをご紹介します。
なぜ、飽きてしまうのか?|3つの原因をチェック
飽きやすい原因は、大きく分けてこの3つにあります。
- ① 成果が見えづらい
例:「何時間やっても、何ができるようになったのか分からない」 - ② ゴールがはっきりしていない
例:「この先、何を目指せばいいのか分からない」 - ③ 楽しさを感じられない
例:「ずっとコードを書くだけで、単調」「自分の興味とつながらない」
続けるための工夫|“楽しさ”と“見える化”を意識する
🔹①|すぐに動くものを作って“楽しさ”を味わう
難しい理論や本格的な開発は後回しでOK。
まずは短いコードで何かが動く喜びを感じてみましょう。
MessageBox.Show("おはよう!");
この一行だけで、画面にメッセージが出せます。
“できた!”体験を積み重ねることが、モチベーションを支えてくれます。
🔹②|学習の“ゴール”を自分で決めてみよう
「ゲームを作れるようになりたい」
「アプリで占いを表示したい」など、
“自分だけの目標”を決めると、学ぶ意味がはっきりします。
小さなゴールでもOK。
「3日間でボタンを押して音が鳴るアプリを作る」などのミニ目標がおすすめです。
🔹③|“見える化”でモチベーション維持!
日々の進み具合を記録したり、できたことをメモしたりして、進歩を見える形に残すのも効果的。
- ノートや手帳に「今日やったこと」を書く
- スクリーンショットを残す
- SNSやブログで共有する(非公開でもOK)
**「昨日より進んでる」**を感じることが、やる気の持続につながります。
まとめ|“飽きる自分”を責めずに、仕組みで続ける
やる気や集中力は、波があります。
「飽きてしまうのは自分のせい」と責めるのではなく、続けられる工夫=仕組みを用意してあげましょう。
- 小さな成功体験で“楽しい”を感じる
- ミニゴールを立てて、達成感を味わう
- 見える記録で、自分の成長を実感する
これだけでも、続ける力は格段にアップします!
次回予告|【特集⑤】「覚えることが多すぎて頭がパンクしそう…」というあなたへ
次回は、「変数」「関数」「if」「for」…と、覚える言葉が多すぎて混乱する!
という方に向けて、“記憶のコツ”と“取捨選択のしかた”を解説します。
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