プログラミング超苦手さん向け特集|全7回
はじめに|「英語ばかりでプログラミングが嫌になる」あなたへ
「ifってなに?」「whileって?」「elseってどう読むの?」
授業や教科書を開いた瞬間、知らない英単語がズラッと並んでいると、それだけでやる気がなくなることもありますよね。
でも安心してください。英語がわからなくても、プログラミングはできます!
この回では、「英語が苦手=プログラミングも苦手」にならないためのヒントをお伝えします。
プログラミングに出てくる“英語表現”がわからない理由
プログラミングのコードはほとんどが英語ベースです。
それがハードルに感じてしまう理由は以下のとおりです。
- ● if、else、while、true、false…全部知らない単語
学校英語とは違う単語ばかりが登場します。 - ● 文の形が英語文法に似ていて混乱する
「()」「{}」「;(セミコロン)」など、見慣れない記号も一緒に出てきて、読みにくく感じる人も多いです。 - ● 読めない=理解できないという思い込み
単語の意味がわからないから、内容まで理解できないと感じてしまいます。
完璧に読めなくてOK|“読めたふり”でも進める
たとえば、こんなC#のコードを見てください。
int age = 18;
if (age >= 18)
{
MessageBox.Show("大人です");
}
else
{
MessageBox.Show("まだ未成年です");
}
最初は、
- 「intってなに?」
- 「>=ってどういう意味?」
- 「MessageBox?なんだそれ?」
と疑問だらけでもかまいません。とりあえず動かして結果を見ることが大切です。
💡 プログラミングは「とにかく動いた!」という体験から理解が始まります。
単語の意味はあとでゆっくり覚えればいい
- if=「もし〜なら」
- else=「そうでなければ」
- while=「〜のあいだずっと」
このように、簡単な意味さえ押さえておけば、完璧な英語力は必要ありません。
プログラミングに必要な英単語は、実はそんなに多くありません。くり返し出てくるので、自然に覚えられます。
まとめ|「英語が苦手でも大丈夫」と思えることが第一歩
英語で書かれているからといって、プログラミングができないわけではありません。
むしろ、何度も見るうちに英語にも慣れていくのが普通です。
💡 今回のポイント
- 英語がわからなくても、とりあえず動かしてみよう
- 意味はあとから少しずつ覚えればOK
- 英単語は数が少ないので、繰り返せば自然に慣れる
次回予告|【特集③】どこでつまずいてるか、自分でもわからない問題
「授業を聞いても、なんとなくわかった気がしない」
「問題が解けないけど、どこでつまずいたのかわからない」
そんなモヤモヤを抱えている人へ。
次回は、自分の“つまずきポイント”を見つける方法と、
そこから抜け出すためのヒントをわかりやすく紹介します。
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