「朝ごはんを食べなければカロリーが減るから痩せるんじゃない?」
夏休みに昼まで寝てしまい、気づけば朝ごはんと昼ごはんが一緒になって「一食減った」と感じたことはありませんか?
一見するとダイエットに効果がありそうですが、実際には単純に「一食減らす=痩せる」とは言えません。むしろ逆に、太りやすくなったり体調を崩したりするリスクもあるのです。
ここでは、「昼まで寝て朝ごはんを抜くと本当に痩せるのか?」について検証していきます。
一食減ることで一時的に体重は落ちる?
まず事実として、食べる回数が減れば摂取カロリーは下がります。カロリー収支の計算上は体重が減ることもあるでしょう。
「昼まで寝て朝ごはんを抜いた → 1日の摂取量が少なくなった → 少し体重が減った」という流れは、短期的にはあり得ます。
しかし、これは「体重が減った=健康的に痩せた」とは限りません。体重は水分や胃腸の中身でも変化します。しかも食事を抜いた分、後でリバウンドする可能性が高いのです。
朝ごはんを抜くと代謝が落ちる
人間の体は、朝に食事をとることで「今日も活動を始めるぞ」とスイッチを入れます。朝食を抜いてしまうと、体は「飢餓状態」と判断してエネルギー消費を抑える方向に働きます。
つまり、一時的に摂取カロリーが減っても、その後のエネルギー消費が落ちるため、結果的には痩せにくい体質になってしまうのです。
特に成長期の学生にとって、朝食を抜くのは「代謝のブレーキ」を踏むようなもの。脳の働きも低下し、勉強の効率にも悪影響を及ぼします。
お腹がすきすぎて昼にドカ食いしてしまう
昼まで寝て朝を抜くと、起きた頃にはお腹がペコペコになっています。その反動で昼ごはんを食べすぎたり、甘いものを欲して間食してしまったりするケースは少なくありません。
結果的に、「一食減らしたはずなのに、摂取カロリーは逆に増えていた」ということが起こりがちです。
栄養バランスが崩れるリスク
朝食は単なる「お腹を満たすための食事」ではありません。睡眠で休んだ脳と体を動かすエネルギー源であり、1日のコンディションを整える役割を担っています。
特に炭水化物は脳のエネルギーになるため、朝食を抜くと集中力が続かなくなります。さらにカルシウムやビタミンなども不足しがちになり、健康面でもマイナスです。
「昼まで寝れば痩せる」のは半分正解で半分間違い
確かに、一食を抜けば摂取カロリーは減ります。ですが、それが健康的に痩せる方法かと言えば答えはNO。
- 代謝が落ちて太りやすい体質になる
- 栄養不足で体調や学習効率に影響が出る
- 結局リバウンドしてしまう
こうしたリスクを考えると、昼まで寝て朝ごはんを抜くことは「長い目で見れば逆効果」と言えるのです。
健康的に痩せたいなら「生活リズム」から整える
本当に体重をコントロールしたいなら、やるべきことは「食事を抜く」ことではありません。
むしろ大切なのは、規則正しい生活リズムを作ることです。
- 朝に軽くでもごはんを食べる(バナナやおにぎりでもOK)
- 三食をバランスよく取り、極端に減らさない
- 夜更かしを避け、早寝早起きの習慣を身につける
- 軽い運動を取り入れて代謝を維持する
これらを積み重ねた方が、リバウンドのない健康的な体を作る近道になります。
まとめ
昼まで寝て朝食を抜けば、一時的には体重が減るかもしれません。
しかしそれは「痩せる」というより「体に必要な栄養を削っているだけ」で、長期的には代謝低下やリバウンド、体調不良のリスクを伴います。
「一食減らすこと=痩せること」ではない。
健康的なダイエットのカギは「規則正しい生活リズム」と「バランスの取れた食事」にあるのです。
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