🗺️えっ、国によってルールがちがうの?
日本では「ChatGPTを使っていいの?ダメなの?」と、まだはっきりしていないところもあります。
でも、海外ではすでに明確なルールを決めている国もあります。
今回は、アメリカ・韓国・フランスなどの学校で、AIがどう使われているのかを紹介します。
🇺🇸アメリカ|“使いながら学ぶ”が基本です
アメリカの一部の学校では、「AIを使ってもいいけれど、どう使ったかを説明すること」が大切なルールになっています。
たとえば:
- ChatGPTで得た情報は、きちんと「引用」すること
- AIの力を借りた部分は、正直に伝えること
👉 ポイントは「正直に使う」ことです。ウソをつかない姿勢が求められています。
🇰🇷韓国|学校ぐるみでAIを導入しています
韓国では、国の教育政策としてAIの活用が進められていて、AIツールを取り入れている学校も多くあります。
- 授業中にAIが質問に答える
- 宿題や学習支援でAIを使う
👉 その一方で、「AIに任せきりにならないようにする」という考え方も大切にされています。
🇫🇷フランス|使っていい場面とダメな場面を明確にしています
フランスの学校では、**「AIを使っていい場面」と「使ってはいけない場面」**をはっきり分けているところが多いです。
たとえば:
- ✅ 授業の準備やアイデア出し → OK
- ❌ テストや作文 → NG
👉 こうしたルールがあることで、生徒も先生も安心してAIを使うことができます。
🧠どうして国によって違うの?
それは、**「教育で何を大切にしているか」**が国ごとに少しずつ異なるからです。
- アメリカでは「自由に使って試してみる」ことが重視されています
- 韓国では「国が整えて学校で活用する」仕組みがあります
- フランスでは「ルールをしっかり守る」ことが重視されています
👉 どの国も、“ただ使わせる”のではなく、「どんな力を育てたいか」に合わせてAIと向き合っています。
✍️日本はこれからどうしていくの?
日本でもこれから、学校ごとにルールを決めていく動きが進んでいくと考えられます。
そのとき、「使っていい/ダメ」だけを考えるのではなく、
- 自分の考える力をどう育てるか
- AIと協力するとはどういうことか
といった視点をもって、自分たちに合った使い方を話し合うことが大切です。
📚まとめ|ルールは「未来の使い方」を決める第一歩です
AIを使うためのルールは、禁止するためのものではありません。
自分の力を活かしながら、AIとも協力できるようになるための約束ごとです。
世界のやり方をヒントにしながら、日本らしいAIとの付き合い方を考えていきましょう。
🔜次回予告
👉 「AIってどんなことができるの?子どもでも遊べる体験サイトまとめ」
AIと話したり、絵を描いてもらったり。楽しく学べるサイトを紹介します。
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