「うちの子、どうしてこんなに勉強を嫌がるんだろう?」
毎日のようにそんな悩みを抱えている保護者の方も多いと思います。
もしかするとそれは、**「勉強=やらされるもの」「面白くないもの」**というイメージがすでに子どもの中に根付いてしまっているからかもしれません。
😣 勉強がストレスになる理由

子どもが勉強にストレスを感じる原因には、いくつかの共通点があります。
- 「わからない」のに放置されている
- 「やりなさい」と命令されるだけで理由がわからない
- 成績や点数ばかりで、できたことを褒めてもらえない
- そもそも何のために学んでいるのかが見えていない
つまり、「やらされ感」「不安感」「意味不明感」の3つが大きな壁になっているのです。
🧭 親と子の“勉強”のイメージのズレ

親「勉強しないと将来困るよ!」
子「将来っていつ?困るって何が?」
こうした会話がかみ合わないのは、「時間軸のズレ」と「価値観のズレ」があるからです。
- 親は「10年後の進路」を考えて言う
- 子どもは「今この瞬間のめんどくささ」がすべて
このギャップを無視して叱っても、お互いにストレスがたまるだけになってしまいます。
💬 では、どうすればいいのか?

✅ ポイント1|「できた体験」を積ませる
人間は、「できた」「わかった」「ほめられた」という経験から、次もやろうと思えるようになります。
勉強も同じです。最初から全部できる必要はなく、小さな成功体験を積み重ねることが大切。
例)「10問中2問正解できたね!よく頑張った!」
→ 間違いを責めるのではなく、成長を見つけて認める声かけを。
✅ ポイント2|「選ばせる」ことで主体性を生む
「今、算数と漢字、どっちからやりたい?」
「時間は15分でいい?それとも10分×2回にする?」
親が“やらせる”のではなく、“選ばせる”ことで、やらされ感が薄れ、主体性が育ちます。
📝 まとめ|前編のポイント

- 勉強嫌いの根本には、「やらされ感」「不安」「意味のなさ」がある
- 親子のズレは自然なもの。まずは子どもの立場に寄り添うことが第一歩
- 「できた体験」と「選べる環境」で、勉強に対する気持ちが変わり始める
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