【特集③】どこでつまずいてるか、自分でもわからない問題

プログラミング超苦手さん向け特集|全7回

プログラミング超苦手さん向け特集|全7回


はじめに|「変数って聞くだけでイヤ…」というあなたへ

「変数ってなに?」「x=10ってどういう意味?」
そんな疑問や苦手意識を持つのは、まったくおかしなことではありません。

特に「文系出身だから数字が苦手」「数学っぽい言葉が出ると頭が痛くなる」という人にとって、変数はプログラミングの第一関門かもしれません。

でも安心してください。変数はとてもシンプルな考え方に基づいています。
今回は、変数の“本当の意味”をわかりやすくお伝えします。


「変数」とは?|ざっくり言うと「名前のついた箱」

変数は、**「情報を一時的に入れておく箱」**だと考えるとわかりやすいです。
この箱には、それぞれ名前がついています。

int score = 80;

このC#の例では、

  • score:箱の名前(変数名)
  • 80:その箱に入っている数字
  • int:整数型というルール(箱の中に“整数しか入れない”という決まり)

といった関係になっています。


変数があることで何が便利なの?

変数を使うことで、

  • 何度も同じ値を使いまわせる
  • 途中で中身を変えられる
  • データを見やすく整理できる

といったメリットがあります。

たとえば、テストの点数を使って平均を出すようなとき、すべてをそのまま書くのではなく、変数にしておけば読みやすくて管理しやすくなります。


「x=10」って、どう読むの?

数学で「x=10」と言うと、「xは10と等しい」と考えるかもしれませんが、**プログラミングでは「xに10を入れる」**という意味になります。

これは「10をxという箱に入れる」と考えればOKです。

int x = 10;

このコードは「整数型の箱 x を作って、その中に 10 を入れる」というだけのことです。


変数は“日常のメモ”と同じ

たとえば、財布の中の「今の所持金」をメモに書いておくとします。

  • 「所持金=5,000円」←これが変数です!

そしてコンビニで買い物したあと、「所持金=3,200円」と書き直す。

このように、状況によって中身が変わる情報=変数なんです。


まとめ|変数は“変えられるメモ”のようなもの

変数とは…

  • 情報を入れておくための「名前のついた箱」
  • 中身(値)は途中で変更できる
  • 「x=10」は“xに10を入れる”という意味
  • 難しく考えすぎず、日常の例に置き換えるのがコツ

変数はプログラミングに欠かせない基本ですが、仕組みさえ理解すれば怖くありません。
実際に使いながら「こういうことか!」と感覚で覚えていきましょう。


次回予告|【特集④】やってみたけど、すぐに飽きる・投げ出す原因とは?

せっかく始めてみたのに「もういいや…」とすぐにやめてしまった経験、ありませんか?
次回は、“飽きる・投げ出す”その裏にある意外な原因と、やる気を続けるためのヒントをお届けします。
「またやってみよう」と思えるきっかけ、見つけてみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました