プログラミング超苦手さん向け特集|全7回
はじめに|「覚えることが多すぎる…」その悩み、よくわかります
プログラミングを学び始めて間もないころ、 「やることが多すぎて追いつけない…」 「用語もルールも新しいことばかりで、頭がいっぱい」 そんなふうに感じることはありませんか?
実はそれ、とても自然な反応です。 でも、覚えるべきことをうまく整理すれば、驚くほどスッキリして前に進めるようになります。
🔹①|全部を一度に覚えようとしない
プログラミングには「構文」「ルール」「エラー対応」など覚えることがたくさんあります。 でも、それらを最初からすべて理解・記憶する必要はありません。
大切なのは、
- 今必要なことに絞って覚える
- あとで必要になったらその都度調べる
というスタンスです。
たとえば、
MessageBox.Show("こんにちは!");
このコードが出てきたとき、
“MessageBoxって何?” “Showってどういう意味?”
と思っても、今は「メッセージを表示するコード」だと理解すればOK。 あとから「あ、これはウィンドウを出す命令なんだな」と分かれば十分です。
🔹②|情報の整理には“マイ単語帳”が効く
覚えたことを脳内だけで管理しようとすると、パンクします。 そんなときは「マイ単語帳」や「マイまとめノート」を作ってみましょう。
- よく出てくる単語やコードをメモ
- 自分なりの言葉で意味を書き添える
- 見返すことで復習にもなる
ノートでもスマホのメモでもOK。 情報を自分のペースで蓄積する仕組みを持つだけで、気持ちがラクになります。
🔹③|“忘れる前提”で何度でも見る
人間は忘れる生き物です。 1回読んだだけで覚えられる人はごく一部。 だからこそ、忘れても何度でも見返すことが前提の学び方をしましょう。
- ノートにふせんで目印をつける
- ブックマークやショートカットを活用
- 同じ動画や教材をくり返し使う
「覚えられないからダメ」ではなく、 **「忘れても見返せるから大丈夫」**という考え方で、気持ちを整えていきましょう。
まとめ|“全部覚える”より、“すぐ見返せる”が大事
- 最初から完璧に覚えようとしない
- 自分用のまとめツールを作っておく
- 忘れてもくり返し見返せる仕組みを持つ
この3つを意識することで、「覚えられない…」という焦りが落ち着き、安心して学びを進められるようになります。
次回予告|【特集⑥】プログラミングが向いてないと思っているあなたへ|気持ちの正体と続けるコツ
「もしかして自分にはセンスがないのかも…」と思ってしまう人へ。 苦手意識の正体と、向き合い方のヒントをお届けします。
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